2018年は、初のオリコン週間シングルチャート1位を獲得、全国大型フェスへの出演ラッシュ、ソフトバンクのPRキャラクター起用、7000人を集めてのフリーライブ実施等、勢いの止まらない“楽器を持たないパンクバンド”BiSH。
そんなBiSHが、10月から全国10ヶ所で開催した初のホールツアー「BiSH BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR」のファイナルとして幕張メッセ9・10・11ホールで「BiSH BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR FiNAL “THE NUDE”」を開催した。
BiSH史上最大規模のワンマン公演として開催された同公演には17000人の清掃員(=BiSHファンの総称)が集結。午前中から#BiSH幕張がTwitterトレンド1位を獲得し、開演に向けて期待が高まっていく。
会場は開演前から大型LEDに映像が映し出されスモークが焚かれ、風雨や雷のSEが響く中、シームレスに山田健人撮り下ろしのオープニング映像からスタート。
映像にも登場した神父がステージに登場、拘束器具に拘束されたBiSHメンバーの映像と連動して1人づつメンバーが召喚されるようにリフターでステージに登場。
2人のギター、ドラム、ベース、キーボード、更に24人に及ぶストリングス隊をバックに1曲目、最新シングルの「stereo future」からLIVEはスタート。
メンバーは、50メートルに及ぶ花道を一気に駆け抜け、こちらもBiSH初の試みとなるセンターステージでエモーショナルなパフォーマンスを魅せる。
スタンディングエリアに全方位を囲まれたセンターステージは、全方位4面LED構成となっており、メンバーが映し出される度に歓声が響き渡り、BiSH最大の武器であるメンバーと清掃員の熱量がぶつかり合うステージが展開されていく。
ド派手なレーザーや照明演出、火柱、バーストに、山田健人によるスタイリッシュなVJ、映像演出が絡み合い、エンターテインメント要素も多く取り入れられた今回のLIVEでも、特に中盤に披露された「My landscape」では、センターステージ上から筒状の紗幕が降ろされ、紗幕には次々と映像が投影されていき、アイナ・ジ・エンドの絶唱とともに一気に紗幕が振り下ろされた瞬間には大きな歓声が上がりLIVEのハイライトの1つとなった。
アンセム「BiSH-星が瞬く夜に-」「MONSTERS」「スパーク」「beautifulさ」、17,000人の清掃員のシンガロングが響き渡った「GiANT KiLLERS」「サラバかな」、オリコン1位を獲得した「PAiNT it BLACK」や、激しいバンド演奏とシャウトが響きわたる「SHARR」「DEADMAN」、ストリングス隊を加えよりエモーショナルで壮大さを増した「プロミスザスター」「HiDE the BLUE」など”BEST of BiSH”とも言えるセットリストは、リリース当時「武道館でBiSHがセンターステージでパフォーマンスする事をイメージして作られれた振付」である「BUDOKANかもしくはTAMANEGI」で、本編は幕を閉じた。
アンコールでは再びストリングス隊と供に「オーケストラ」、1人1人のMCでアイナ・ジ・エンドは「誰が何と言おうと今日のBiSHは最高でした。」、モモコグミカンパニーは「ここが世界一幸せな場所です、ありがとう」と感謝を述べた。
続く「ALL YOU NEED IS LOVE」では、ユカコラブデラックス、ハグ・ミィを含むBiSHのアーティスト写真が歌詞に合わせて展開していき、最後は清掃員も肩を組みBiSHと一体になりシンガロング。
ショーは大円団を迎えたと思いきや、エンドステージで「NON TiE-UP」を披露。
山田健人によるリアルタイムVJ、この日1番のレーザーと照明によるド派手でストイックなパフォーマンスでこの日のLIVEは幕を閉じた。
また、もはや定番と化したハシヤスメ・アツコを中心としたコントで2019年4月からスタートする全国14箇所21公演のZEPPクラスのライブハウスを回る新ツアー「LiFE is COMEDY TOUR」の開催が発表され、また来年ハシヤスメ・アツコのソロデビューをWACK代表渡辺淳之介がOKを出す等、波乱の展開になったのでこちらも本当に実現するのか見守りたい所だ。
様々な挑戦を取り入れた史上最大規模のワンマンライブを大成功に収め、28日には初出場ながらギャラクシーステージのトリを託されたCOUNTDOWN JAPAN出演、30日にはまさかの新人賞受賞となったレコ大出演を飾り、大躍進の1年となった2018年を締めくくるBiSHからこれからも目が離せない。
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BiSH BRiNG iCiNG SHiT HORSE TOUR FiNAL “THE NUDE”
幕張メッセ9・10・11ホール
OPENiNG
1. stereo future(with Strings)
2. BiSH-星が瞬く夜に-
3. SHARR
4. DEADMAN
5. スパーク
6. S・H・i・T
7. HiDE the BLUE
8. 本当本気
9. Life is beautiful
10. My landscape(with Strings)
11. FOR HiM
12. PAiNT it BLACK
13. サラバかな
14. JAM
コント
15. プロミスザスター(with Strings)
16. GiANT KiLLERS(with Strings)
17. MONSTERS
18. DA DANCE!!
19. SMACK baby SMACK
20. beautifulさ
21. BUDOKANかもしくはTAMANEGI
アンコール
22. オーケストラ(with Strings)
23. ALL YOU NEED IS LOVE
24. NON-TiE UP(with Strings)
<ツアースケジュール>
■公演タイトル
LiFE is COMEDY TOUR
■公演日程
2019年4月5日(金)神奈川 CLUB CITTA’
2019年4月12日(金)愛知Zepp Nagoya
2019年4月13日(土)愛知Zepp Nagoya
2019年4月20日(土)沖縄ミュージックタウン音市場
2019年4月23日(火)東京Zepp Tokyo
2019年5月3日(金)熊本Be.9 V1
2019年5月5日(日)大阪Zepp Osaka Bayside
2019年5月6日(月・祝) 大阪 Zepp Osaka Bayside
2019年5月11日(土)北海道 Zepp Sapporo
2019年5月17日(金)福岡Zepp Fukuoka
2019年5月18日(土)福岡Zepp Fukuoka
2019年5月25日(土)宮城仙台PIT
2019年5月26日(日)宮城仙台PIT
2019年6月1日(土)富山クロスランドおやべ
2019年6月15日(土)愛媛松山市総合コミュニティセンター
2019年6月16日(日)香川高松festhalle
2019年6月22日(土)広島BLUE LIVE
2019年6月23日(日)広島BLUE LIVE
2019年6月30日(日)新潟新潟LOTS
2019年7月2日(火)東京Zepp Tokyo
2019年7月3日(水)東京Zepp Tokyo
■チケット料金
スタンディング ¥4,800 (税込・ドリンク別)
指定席 ¥5,800 (税込・ドリンク別)
※スタンディングチケットの未就学児童入場不可
◆BiSHファンクラブ先着先行
12/23(日)18:00 ~ 12/24(月・祝)18:00
◆BiSHファンクラブ抽選先行
12/25(火) 18:00 ~ 2019年1/8(火)23:00
◆WACK FAMiLY CLUB先行
1/9(水)18:00 ~ 1/15(火)23:00
◆HP抽選先行
1/16(水)18:00 ~ 1/22(火)23:00
◆統一PG先行
1/23(水)18:00 ~ 1/29(火)23:00
◆各地エリア先行
1/30(水)以降
◆チケット一般発売日
2019年2月23日(土)AM10:00~
BiSH Official HP : http://www.bish.tokyo
BiSH Official Twitter : https://twitter.com/bishidol
情報提供:avex